相談外来
相談外来

当院では、短時間での解決が難しく長期の観察や治療が必要になる疾患、あるいは保護者の方のお悩みなどに重点を置いた外来として、相談外来を設けました。
たとえば、身長や体重に関するお悩み、離乳食や食事に関するお悩み、運動発達の遅れのお悩み、夜尿症、便秘、発達のことが気になるなど、このようなお悩みは、じっくりと時間をかけて相談しながら問題解決につなげていく必要があります。
通常の小児科外来では時間が足りないと思われるときは、こちらの予約枠で受診していただければと思います。より詳しい検査が必要な場合、重篤な疾患の可能性がある場合は、医療機関にご紹介させていただくことがあります。
アレルギー専門外来・相談外来として、火曜日、水曜日に予約枠を設けております。ご希望の方はご予約をお願いします。
▼疾患名をクリックすると詳しい説明をご覧いただけます。
成人とは異なり、子どもは年齢によって成長のスピードや体重の増え方が違ったり、成長に男女差がある時期とない時期があったりと、大人のように一律の方法では評価が難しいです。小児科では、お子さまの身長や体重のデータをもとに、「成長が順調かどうか」「何か病気が隠れていないか」を判断するための道具として「成長曲線」を使って判断します。
身長が低い
同年代のお子さまと比べて身長が著しく低い状態を低身長といいます。客観的に評価して、今後の方針などをお伝えしていきます。
体重が増えない
食事内容や生活習慣が影響している場合もあれば、体重増加を妨げる疾患が隠れていることもあります。年齢に応じた体重の増え方を確認し、必要に応じて検査や経過観察を行います。
肥満
小児の肥満は成長段階を考慮して評価します。生活習慣が関係することが多いため、日常生活のポイントをお伝えしながら改善をサポートします。
離乳食や食事は、特に食事を作ってお子さまに与える立場にある保護者の方にとって、大きなお悩みの一つではないでしょうか。
食べることは、生きること、命につながることなので、なおさら深刻な悩みとなります。母乳やミルクだけだった赤ちゃんが、何段階もの離乳食を経て、1歳食、幼児食、おやつ、園や学校での給食、などたくさんの出来事に対応していかなければなりません。お子さまは年齢ごとにさまざまな反応を示すため、育児書通りにはいかないことが多々あります。
子育て期間において、多くの保護者の方が食についてのお悩みを抱えておられます。食物アレルギーはもちろんですが、好き嫌いや食べたがらないなどのお悩みも、よくあるお悩みです。すぐに解決することは難しいですが、医学的な観点からのアドバイス、子育て仲間としてのたくさんのアドバイスがクリニックでは提供できるかもしれません。
お悩みがある場合は一度ご相談ください。
赤ちゃんは、くびがすわり、寝返り、お座り、ハイハイ、つかまり立ち、そして歩行と、順番に発達していきます。その後もどんどん運動発達が進みます。その過程を、月齢や時期ごとに節目として確認していくことが健診となりますが、それまでに気になる、心配な状態の時はご相談ください。
発達には個人差が大きくありますので、育児書やネットの情報だけでは、判断がつかないことも多々あります。相談外来では、出生時の情報や月齢などさまざまな情報から正しく判断し、気にしなくてもよいこと、ご自宅でできる運動支援のご提案、早めに医療機関を受診していただくほうがよい、などを対応させていただきます。
また、早く生まれたお子さまや小さく生まれたお子さまの、成長発達の経過観察や運動発達のご相談については、特に新生児専門医が対応をいたします。
5歳以上で1か月に1回以上の頻度でおねしょ(夜尿)が3か月以上続くものを指します。何もしなくても思春期までに年間14%が自然に治るといわれていますが、毎晩夜尿のある場合は成人になっても続くこともあります。
対策としては1〜2か月間、「決まった時間に排尿に行く」「就寝前の水分をひかえる」といった生活習慣の見直しに取り組んでいただき、それでも夜尿症の改善がなければ、受診のタイミングです。
治療を早期に開始することで、子どもの自尊心を保護し、自信を持たせることができます。
夜尿症は、子どもにとって恥ずかしいこととして、心理的・社会的なストレスとなる場合があります。ストレスを早期に解除することで、自尊心を保護し、心身の成長に悪影響を与えないようにすることができます。その結果、学業成績や日常生活に良い影響をもたらす可能性があります。夜尿症の治療開始に年齢制限はありませんが、放課後に、習い事などがあまりない小学校低学年は、治療のチャンスといえます。また、ほかの病気などが原因の場合、早期に発見できることがあります。
お子さまが4〜5日以上排便がない、または排便時に痛みや血便がある、腹痛やお腹の張りが強い場合は、すぐに対処が必要ですので、一般小児科外来を受診してください。
その後も便秘が繰り返されるような場合は、放置すると悪循環に陥り慢性便秘症になる可能性があります。日常生活では、水分補給、食事、排便習慣、運動、マッサージなどでサポートすることが重要ですが、必要があれば内服薬なども含めて相談外来で対応させていただきます。便秘症は時間のかかる疾患です。根気強く継続していきましょう。
お子さまが産まれながらにして持っている特性であり、そのために生活のさまざまな場面で支障が出ることがある場合を発達障害といいます。
今お困りのこと、生まれてからの成育歴、お子さまの行動観察などから判断することになりますが、大事なのは、診断名ではなく、どんな特性があるかを知ることです。
ご家庭や集団生活の中で、どのような対応をするのが良いのかを知っていただくと、お子さま自身も保護者の方も生活がしやすくなるかと思われます。
当院では、そのようなサポート方法を一緒に考えていきます。また、当院では発達障害を中心とした専門医療機関で長年勤務してきた小児科専門医による発達外来の診察を行ってまいります。泉州地域では、発達障害の小児科専門医の数は非常に少ないうえ、診療には非常に時間がかかります。そのため、完全予約制でご案内させていただいています。ご希望の方はアレルギー専門外来・相談外来にご予約をお願いいたします。